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Chino Farm
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GOING BACK TO ROOTS
〜CHINO FARM〜
ある日系家族の足跡(仮題)

カリフォルニア有数の高級住宅地ランチョ・サンタ・フェ。 ここはビング・クロスビーが晩年を過ごしたことでも知られる風光明媚で温暖な土地。

この地で農場を経営するのは、日系人家族チノ・ファミリー。

チノ・ファームが、アメリカに星の数ほどある農園と一線を画すのは、味を守るために効率を排除し限られた量しか作らないそのスタイル、 一切卸売りを行わず、自前の販売スタンドだけで商品を売るその商法、先駆的でオーガニックな農作物。

その味ゆえに、ハリウッド「SPAGO」のシェフ、Wolfgang Puck(彼はアカデミー賞の授賞式のパーティ料理をチノの野菜で作ったことで有名)や、 バークレイの有名レストラン「Chez Panisse」を経営する Alice Waters など全米の著名なシェフたちが、こぞってここの野菜や果物を使いたがる点にある。

農場を家族経営する彼らがファミリーの求心力として、あるいはアメリカ社会の中のマイノリティーとして、 大切に守り育てているのは、やはり自分たちのルーツ。

家族が集うたびに、そして、季節が変わるごとに、彼らは日本の風習で無病息災を祝う。 餅をつき、お節で正月を祝い、アメリカの友人たちも集う。

飛翔した先の土地でただ同化するのではなく、あくまでルーツを守り、仕事を愛し、自らのやり方で日々の暮らしを祝う。

そんな彼らの姿は、作る野菜とともに異国の地で大きな賞賛の的となっている。

本作品では、チノファミリーの日常を追いかけ、日本社会が失った「本来あるべき日本人の姿」とは何かを浮き彫りにしていく。